早朝の先斗町(ぽんとちょう)
京都の夏は暑い。そんな暑い京都の町の散策には早朝がいい。
まず夜は縁のない貧乏人のひがみといわれそうな
早朝の先斗町を歩いた。これがなかなかいい。
京都を代表する花街も、早朝の佇まいはまことに静か。
児童公園で一人遊ぶ少女、お店の奥から聞こえる電話の声
賑やかな時間帯では見えなかったり、聞こえなかったりする
先斗町の別の風情に触れるのもまたいいものだ。
なお、先斗町で使われているこの提灯の紋章は、
明治5年鴨川をどりが初めて開催された際に創案されたもので、
加茂川の冬の名物情趣の一つである
千鳥をデザイン化したものだとか。
昭和2年完成の先斗町歌舞練場
先斗町から四条大橋に抜け鴨川を望む。
もう京都の暑い一日が始まっていた。
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