あゆカップ(妙高市・鮎正宗酒造)
鮎の季節である。既に西の方では鮎釣りが解禁となっている所もあり
これから日本列島の河川のあちこちで解禁の時期を迎える。
しばらく鮎の塩焼きなど口にはしていないが
せめてこのお酒で鮎の妄想をと新潟のカップ酒を購入。
鮎正宗酒造さんは社名の「鮎正宗」や「鮎」(純米吟醸酒)、
季節限定の「純米吟醸生酒 越の初鮎」、
ピンク色の純米にごり酒「鮎のさくら色酒」など
いずれも製品に鮎の名前をつけている。
これは昭和の初め、妙高高原の赤倉に滞在された
京都伏見の若宮博義殿下から、この地で鮎釣りをされた折りにいただことを
起因としているという(鮎正宗酒造さんのホームページから)。
酒蔵周辺は有数の豪雪地帯。
小生も妙高山に登ったり妙高温泉の湯を頂いた際にも
その山容の深さや豊かさに感動したものだか、
鮎正宗酒造さんのお酒は、母屋の井戸から湧き出る
初代の名を冠した「彦左衛門の水」と呼ばれる
湧水によって生み出されているという。
そんな情景を想像しながら晩酌に「あゆカップ」を頂きました。
残念ながら鮎の塩焼きではなく、鰹のたたき、もずく、茗荷の冷ややっこ。
まあ小さな幸せといったところでしょうか。
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