真鶴カップ(宮城県加美町、田中酒造)
宮城県の冬鳥の飛来といえば白鳥。
伊豆沼などの有名な飛来地がたくさんあり
鶴は今や地名か、お酒の名前で在りし日の面影を残す。
宮城県のホームページ(北部地方振興事務所地方振興部)にある
「おおさき蔵元ガイドブック」によれば(以下サイトからの引用)
伊達藩随一の呉服商だった初代 田中林兵衛は,
副業として寛政元年(1789年)に酒造業を開始。
伊達家の藩政時代には,代官など4つの会所が置かれた加美郡政治の
中心地でもある中新田で「東華正宗」の銘柄で地元を中心に販売し,
その酒をこよなく愛した伊達藩重臣であり中新田城主只野図書の
「酒銘を真鶴にせよ」との命により,「真鶴」と命名。
なお,「真鶴」を選んだのは,城主の奥方只野真葛が,
庭で遊ぶ鶴をこよなく愛し,多くの歌を詠んだためと伝えられている。
とあります。
まあ鶴はともかく、米どころで水も良しとあらば
カップ酒といえども旨い酒がごろごろしていよう。
冷やでも燗でも美味しいお酒です。
南三陸に向かう途中、登米市津山町の「道の駅」津山 もくもくランドにある
産地直売所「ときめき野菜」で購入した大豆を人参やジャガイモ、鰊と煮てみました。
真鶴カップによくあいます。
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