乗鯨神来(じょげしんらい)
乗鯨神来というのは雄島(福井県坂井市三国町)に伝わる伝説で
雄島の神様が安島に来られる際に
波に乗せてくれと頼み断られた一方で
鯨は快諾し、雄島の神様を安島まで運んでくれたという。
また雄島を北東から眺めた時の形が鯨で
雄島は鯨の化身とも言われているそうな。
それゆえ大湊神社の神官松村家では
代々鯨を決して口にすることはないという。
そんな雄島であるが中学生時代に自転車旅行で訪れて以来となる
機会に恵まれた。
中学生のころと今では興味の対象も大きく異なるが
あらためて雄島の魅力とその深さに驚いた。
雄島は昭和12年に橋がかかるまでは不入の森(いらずのもり)と呼ばれ、
立ち入りを許されたのは大湊神社の神主だけであったという。
源義経の一行や朝倉義景、明智光秀も雄島に参詣したといいます。
式内社の大湊神社
大湊神社でいただいてきた「乗鯨神来」
創刊は2008年11月で越前雄島芸術文化実行委員会が発行。
(代表は大湊神社神主の松村忠祀さん)
なかなかいいんです。
バックナンバーも読んでみたいと思っていたらありました。
http://joge-shinrai.com/
素晴らしいです。また行かなければなりません。
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コメント
垢抜けした雑誌だと思います。この様な雑誌があること自体知りませんでした。vol25を「西武百貨店の松井ヨシアキ展」の会場でいただきました。県内で数種類発刊されている雑誌と比較いたしましても数段に質の高さを感じました。通常はどちらで求めることが出来るのでしょうか?
投稿: 多田朝信 | 2014.12.14 22:03
多田さん、おはようございます。私もこのような雑誌の存在に驚き感激した一人です。入手につきましては大湊神社さんに連絡をてれば定期購読が可能ではないでしょうか?私はWeb上で拝読しております。
投稿: 山ちゃん | 2014.12.15 06:04