保命酒(ほうめいしゅ)

広島県福山市鞆町名産の薬用酒を城巡りの師匠からいただいた。
瀬戸内海には潮の干満による二つの潮流があり、
その二つの潮流が出会う場所、
鞆の浦(とものうら)は古代より潮待ちの港として知られる。
北前船の立寄り港としても栄え、今も江戸時代の風情が多く残る
港町、備後福山藩最大の商都であったという。
鞆城跡なのか、それとも最近芭蕉にも造詣を深めての芭蕉の句碑が
目的なのか、はたまた村上水軍か北前船への関心からか
その旅の目的は後日師匠からじっくり拝聴するとして
300年の歴史を誇る健康酒に感謝したい。
頂いたのは江戸時代、最初に保命酒を造った中村家の
伝統の技を受け継ぐ岡本亀太郎本店の保命酒で
そのお屠蘇バージョン。
ちょうど風邪でもひいたのか体調に少し異変を感じたので
湯豆腐とこの保命酒のお湯割りで早々の夕食を終え早めに布団へ。
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