カップ酒「川越城」

お遍路さんでいえば結願 (けちがん)とでもいうのか
城巡りの師匠が(人生の師匠でもある)が
ついに日本百名城めぐりを完結した。
(日本城郭協会の認定登録第433号というから凄い)
最後に登城のお城は江戸城と、前々から聞いていたが
その一つ手前、99番目が川越城とかで
そのお土産にいただいたのが今回のカップ酒。
蔵元は麻原酒造(入間郡毛呂山町)さん(創業は明治15年)。
創業者の初代麻原善次郎は近江・琵琶湖のそばの出身とかで
九歳にて東京青梅の酒蔵へ奉公に入り、二十九歳の時、
現在の地、毛呂山にて開業するに至ったという。
(同社ホームページより)
その麻原善次郎が心をこめて人に喜ばれる酒造りをしていれば、
人から人へ「さざ浪」の如く、世の中に伝わっていくだろうと
詠んだ歌が「近江やに名高き松の一本木、先から先へと開くさざ浪」
そんな思いが今の酒造りにも活かされているカップ酒。
あなどれない美酒でした。
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