一本義・純米吟醸

「キレ味の良さ」を酒造りの身上とする一本義
奥越前産の五百万石と、奥越前発祥の固有酒米「越の雫」を使用した
純米吟醸酒が飯前の五臓六腑にしみわたる。
やわらかな旨味と爽やかな酸味に続く、辛口のあとのキレの良さが
特徴というが、霊峰白山へと連なる奥越前の風景が味わいと共に目に浮かぶ。
大野、勝山は福井の山旅で旨いものの宝庫として親しみのある地域だ。
一本義とは、禅語「第一義諦」に由来、
「最高の真理、優れた悟りの知恵を極めた境地」を意味するというが
まだそんな境地に辿り着けぬ若輩の自分はあとどれくらい
一本義を呑まねばならないのだろうか?
極めた境地が一瞬のものであるのならば
一本義の酔いの境地にその一瞬を垣間見ることができるかもしれない。
なんて偉そうなことを言っても所詮のん兵衛に理屈は不要か。
山下ミツ商店(白峰)の青竹よせとうふの容器の青竹を冷して酒器に。
金沢の義兄が毎日これで飲酒と聞いて、まねてみました。
枝豆のざるも山下ミツ商店の青豆ざるとうふの容器のざるです。
枝豆は船橋(千葉)の日帰り温泉施設「湯楽の里」で購入。
ここは売店に近隣の農産物が売られておりこれも楽しみの一つ。
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