一本義・伝心「稲」
前回の「一本義・大吟醸」でも触れた勝山の平泉寺について
「乗鯨神来」の最新号「24号」(2014年秋版)で
その庭園美などが紹介されている。
「乗鯨神来」については当ブログ2013年5月に紹介したが
インターネット上でも最新号が読めるのがありがたい。
さて伝心「稲」だが、たいへん飲みやすく秋の酒宴では杯が進んだ。
一本義さんのHPによれば
奥越前でのみ栽培されている酒米「越の雫」を全量使用。
この米は2003年にJAテラル越前によって新品種登録され、
現在も年間1,000俵程度しか栽培されていない希少な品種です。
この米によって醸された「伝心 稲」は、
たわわに実った稲が風にそよぐ風景を想像させるような、
「ふんわりと優しく、なめらかな喉越し」のお酒になりました。
とある。
確かに喉越しがなめらかで、かなり杯を重ねたにもかかわらず
二日酔いもなく優しいお酒。
鳥取から届いたアコウの塩焼きで。
ふてぶてしく、そしていかにも旨そうな顔です。
「越の雫」同様にアコウは漁獲量も少ない高級魚だそうで
その大きなアコウでお刺身、塩焼き、残は煮付けと
「稲」とのベストコンビネーションを演出してくれました。
同じく鳥取産のウマズラハギの鍋と共に。
良く口にするカワハギと違い、大きいです。
最初は刺身にしてみましたが少し硬いので後は鍋にしてみました。
あとでネットで調べてみると刺身は薄く切って食べたりするのがよかったみたいでした。
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