御前酒・特別純米「萬悦」

9月末、待望?の岡山県のアンテナショップが新橋にオープンした。
鳥取県との共同形式であるが、これまでなぜ岡山のアンテナショップが
東京にないのか?岡山に移住した山仲間と喧々諤々したものだ。
オープン時にはかけつけることは叶わなかったものの
仕事絡みのシンポジウムに参加する折、立ち寄ってみた。

まず何をさておき直行したのが日本酒売り場。
われながらここで、このアンテナショップの本気度が
計れると考えている。
で、その審判は?

当然のことながら鳥取の銘酒との並列。
一升瓶がないことがやや失望。
鳥取県は智頭町の「諏訪泉」も見当たらず。
しかし今、飲んでいる表題の御前酒蔵元、辻本店さんの
特別純米「萬悦」の中瓶があったのが嬉しい。
加茂五葉もある。
ただもう少し一般的な普段呑みのお酒があっても良いのでは。
あまりにも純米酒や大吟醸が多く、お土産でないお酒の品揃えがほしいものだ。
さて「萬悦」は創業当時地元の方々に愛されてた銘柄ということで
村上の〆張鶴「花」や大洋盛「紫雲」に似た雰囲気があり
毎日の晩酌に冷や燗でありがたく「御満悦」に浸っている。
なるほど「よろずよろこぶ」酒である。

アンテナショップの2階は食事処に加え岡山や鳥取各地の案内パンフレットや
Iターン・Uターン情報などが。
先輩や友人の住む津山や矢掛町のパンフレット類をひとまずいただいてくる。
| 固定リンク
「呑ん兵衛万歳」カテゴリの記事
- 菊姫「吟醸」と鍋(2022.12.20)
- カイワリで酒が進みます(2022.11.04)
- 八幡平の地酒・わしの尾 上撰カップ酒(2022.10.28)
- 御前酒の旨さかな(2022.10.21)
- ひやおろしのぬる燗と湯豆腐で過ごす氷雨の夜(2022.10.08)
この記事へのコメントは終了しました。

コメント