山廃吟醸「農口」

白山の室堂で働いていたことがきっかけで
白山比咩神社のお神酒であった「菊姫」のファンになった。
金沢でスタートしたサラリーマン時代も
事務所が駅前の都ホテル内にあった関係で
その地下にあった居酒屋「白山茶屋」(駅周辺が再開発された今も健在)に
良く通い、山廃おろし(正式には「山卸廃止酛」やまおろしはいしもと)」が
社会人としてのよき酒となっていた(〆は白山鍋がコースでした)。
新酒の時期になれば、お店のマスターが原酒が入ったよと、
その旨さに大人の特権を味わったものだ。
この菊姫さんで菊姫の山廃を世に知らしめたのが
能登杜氏の農口尚彦(のぐちなおひこ)氏で、菊姫を定年退職し
昨年2014年に立ち上げた会社が農口酒造さん。
なかなか手に入らない銘酒だが、ありがたいことにやってきた。
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