金持神社(かもちじんじゃ)
以前から一度は車を走らせてみたいと思っていた出雲街道
勝山から松江に向かうルートに選んでみた。
四十曲峠(しじゅうまがりとうげ)を越え
鳥取県の日野町を走っていると、左側に「金持神社」の看板を見かけた。
一旦、通り過ごしたものの、なんじゃらほい、と気にかかりUターン。
そのなんじゃらほいは、「かねもち」と呼ぶのではなく「かなもち」で
この近辺が「玉鋼」の産地で、原料の真砂鉄が採れる谷が多く、
鉄(てつ)を金(かね)と読み、
金の採れる谷を多く持つ郷「金持」と呼ばれれていたとか。
また小生はそのような苗字の方には会ったことがないものの
名字が「金持」、その由緒ある金持姓のもとになった地名がこの地だとか。
とはいえ現代人の多くはやはり「かねもち」に惹かれ、この神社を訪れるようで
すれ違う参拝者の顔のすべてが「宝くじがあたりますように」と
拝む顔に見えてくるから不思議である。
もちろん小生もそのような俗な願いはないわけではないが
とりあえずお金が滞りなく入り、お金がうまく出て行きますようにと
お金の順調な循環を願って頭をたれた。
ちなみに駐車場そばの売店(札所)には、黄色いお財布や袱紗
「棚からぼた餅」などといったお饅頭など、まさに金運を呼び集める願望を
くすぐるお土産がずらりと並んでいた。
一つ目にひいたのが、沢山の鴛鴦の写真が掲げられていた。
オシドリは鳥取の県鳥で、この近くにオシドリの観察小屋もあるとか。
「願掛け 当選絵馬」
ほんとかね?ご利益あるんだ。
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