雪の神魂神社(かもすじんじゃ)
息子が松江に転勤して3度目のお正月を迎えた。
おかげ?でここ3年は島根で新しい年を迎えているが
息子の住む松江市大庭町の「大庭」とは
神様の祭りごとをする場所を指すらしい。
どうりでこの地には「風土記の丘」とか古墳とか
いろいろ興味を引く場所が多く散歩には飽きの来ない地域だ。
当地はまた意宇郡(おうのこおり、おうぐん=現在の松江市、安来市、八束郡、能義郡)
と呼ばれた地域で、その意宇に鎮座する6つの神社「意宇六社」
(熊野大社、真名井神社、六所神社、八重垣神社、神魂神社、揖屋神社)
のうち「大庭」町には通称”大庭の大宮さん”と呼ばれる神魂神社がある。
熊野大社や真名井神社、六所神社、八重垣神社も近くにあり
今回は神魂のほか熊野、八重垣の3社を訪れた。
さて神魂神社であるが現存する最古の大社造建造物であり、
本殿は出雲大社より400年も古い日本最古の大社造りの建築法を現し国宝。
興味を引くのは「延喜式」や「出雲国風土記」に記載されていないことや
出雲国造家との関係であろう。
「神魂」と書いて「かもす」と呼ぶことについても諸説があるようだ。
神紋には二重亀甲に「有」の字。
神様が集まる神在月(かみありづき)の十月の字の「十」と「月」を
あらわしているという。小泉八雲もこの社を訪れている。
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