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2015.01.23

大通禅寺の庭(岡山県矢掛町)

Daitsuji01
私事であるが(ブログだからすべて私事なのだが)
高校3年のときに親父を交通事故で亡くした。
ちょうどその頃親父は庭園造りに勤しんでおり
親父の急死で、その造りがけの庭園はそのまま朽ち果てていくことになった。
不肖の息子の小生は親父の遺した作りがけの庭を一部潰し
当時親友との間で回し読みした福岡正信「自然農法」をバイブルと仰ぎ
見よう見まねで畑作を始めるなど、まったく親父の日本庭園というものを
敵視するような、まったくの愚息であった。
ただ庭園にあった池になかなか水が張らず
どこかの漏れを修復しようと試みるもうまくいかなかったことも
親父の庭園が完成の日の目を見ることができなかった原因でもあった。

あれから40年近くたち、親父の庭というものをふと想う事がある。
親父の趣味の日本庭園とは比べ物にならないものの
一昨年末に足立美術館の庭を
そして昨年末に備中は矢掛のはずれにある大通禅寺の庭園と
2年連続で名園を訪ねるという機会を得た。
大通禅寺(高峰山 大通寺)は曹洞宗の寺院で
江戸時代に作庭されたという別名「石寿園」は岡山県の指定名勝。
ちょうど年も押し迫ってきた寒空の時期、訪れてくる人はまれで
矢掛在住の山仲間の案内で住職の解説も
ゆっくりたっぷりうかがわせてもらう好機を得る形となった。
備中良寛さんこころの寺第四番 大通禅寺に親父をふと偲んだ。
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楼門

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参禅会も開いている座禅堂

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