満寿泉と酒商田尻本店
北前船にも造詣が深い城廻りの師匠と夏の富山を訪れた。
師匠に黒部の海の幸を堪能してもらい
魚津のじゃんとこい祭りを見てもらうのが目的の旅で
黒部峡谷トロッコ電車で涼と湯を楽しんだあと生地魚の駅に。
ここの湧水で喉を潤し、海の幸をいただいたあと
2009年の夏にも当ブログで紹介した
羅臼昆布の老舗「四十物(あいもの)昆布」さんへ。
四十物昆布のお店の人との会話から
北前船の廻船問屋の町として知られる東岩瀬を訪ねることに。
もちろん予定外の旅で、これがまた次の想定外の出会いに発展。
前置きが長くなったがひょんなことで東岩瀬を歩き、
そしてここにあったのか「満寿泉」と感動の連鎖の旅に。
「満寿泉」の桝田酒造店は能登杜氏四天王の一人「三盃幸一氏」が
醸す名酒の蔵元で、あいにく酒蔵は休日だったものの、
東岩瀬の町並みの中で酒商田尻本店さんと出会う偶然に恵まれた。
酒蔵が開いていたら田尻本店さんとはめぐり合っていなかったかも。
ここがまた凄い。「吟醸の満寿泉」といわれる満寿泉の各種をはじめ
全国の名だたる銘酒やワインがきちんと温度管理されたセラーにびっしり。
たいへん幸せな気持ちを味わえる空間だ。
旅のしめくくりに大満足の東岩瀬でした。
ちなみに四十物昆布さんにはあの佐渡の朱鷺が飛来したことがあるとか。
こちらも出会ってみたいものです。
なお、東岩瀬の廻船問屋・森家の屋号は四十物屋。
偶然なのか、何かつながりがあるのか、興味は続く。
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