羅臼昆布の老舗「四十物昆布」
今回、東岩瀬への旅のきっかけを頂いたのが四十物昆布さん
四十物(あいもの)とは相物・合い物・間物・四十物などとも書き、
一般に塩魚類の総称のことを言うそうだが(四十物昆布さんのHPより引用)
北前船と富山県の一所帯あたりの消費量が日本一の昆布との関係は
深いものがある。
また富山の薬売り同様、北海道へ渡った富山県人たちの勤勉さも
この富山に昆布屋が多く存在する一因であろう。
ちなみに東岩瀬で訪れた廻船問屋・森家の屋号は四十物屋だったが
全出通り四十物昆布さんのHPによれば
北前船の船頭や船主、回船問屋が「四十物屋」の屋号を名乗り、
「四十」のついた姓が北前船の寄港地に多いという。
さらに売薬商人にも「四十物屋」の屋号が見られることで
「四十物」と北前船の深いつながりを指摘している。
さらに同社のHPは地名にも触れ
富山県下には富山市に西四十物町、東四十物町、黒部市生地に四十物町
などがあるほか(他県外にも)
住居表示変更前には新湊市(現在の射水市)にも四十物町があったという。
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