阿部勘

これまで何度も塩釜を訪れていながら
その機会に恵まれなかったのが阿部勘さん。
(これまでは中卸市場に合わせた早朝の訪問が多かった)
享保元年(1716年)、塩釜神社のお神酒御用酒屋として
仙台藩伊達家より命ぜられ酒造りを始めた酒蔵で
今でも塩竈神社のふもとに門を構えている。
今回は山形からゆっくり塩竃入りする形で
店先訪問の願いもようやく叶う形となった。

店内では目的の「阿部勘」は直販されておらず
ご近所の酒屋さんを紹介していただく一方
塩竈神社、志波彦神社の御神酒となっている
「於茂多加 男山 本醸造」を購入。
阿部勘(純米吟醸)は阿部勘酒造店近くの熊久商店さんにて。
こちらも創業は万延元年(1860年)と凄いです。

山の先輩が送ってくれた山陰のイカで一献。
ちなみに「於茂多加」とは阿部勘酒造店んの家紋
植物の「オモダカ」から命名とか。
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