笑四季Polynesia(ポリネシア)

10年ほど近く前に甲賀市の「甲賀夏まつり」の花火大会を
市民スタジアムの駐車場から観覧したことがある。
その際に水口の銭湯「昭和湯」さんで花火を前に旅の汗を流したことがあったが
その水口で明治25年(1892年)から酒造りに勤しむのが
笑四季(えみしき)酒造さんだ。
水口は安藤広重の「東海道五十三次」にも描かれている東海道の第50番宿場町だが
ここからなにやら面白いお酒が世に出ていたものだ。
なんと完熟バナナの酵母で造られた特別純米酒(限定醸造酒)で
たしかにフルーティーな味わい。
原料米は地元甲賀市産の吟吹雪で精米歩合は50%
アルコール度数は14度と低め。
酵母は東京農業大学短大醸造学科酒類学研究室にて分離されたものという。
新潟出身の山仲間が鶴齢・純米超辛口とともにぶら下げてきた一本です。
軽い酔いに水口でお寺の鐘で目覚めた朝のことを思い出しました。
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