明峰・喜久盛(上田・信州銘醸)

9月に白山大権現の「四阿山(あずまやさん)」に登り上田界隈を散策したが
10月にも北陸からの帰路、高速道路の渋滞回避のため
上田に立ち寄り入浴と夕食を取った。その際に調達。
蔵元のホームページによれば島崎藤村「千曲川旅情の歌」の
暮れ行けば 浅間も見えず
歌哀し 佐久の草笛
千曲川 いざよふ波の
岸近き 宿にのぼりつ
濁り酒 濁れる飲みて
草枕 しばし慰む
に描かれている千曲川へ依田川が支流として流れこむたもとに蔵があり
北に浅間山・高峰・湯の丸・烏帽子岳の明峰を望み
信州・丸子で、喜びを久しく盛り上げようとの思いから命名されたのが「喜久盛」という。
ちなみには「喜久盛」の「喜」は七を3つ書いた草書体の『㐂』となっている。

9月に上った四阿山も描かれています。

牛乳を入れてみると山々がはっきり。

井関(石川県白山市)のかきもち(農事組合法人「井関生産組合」)で
おやつの時間としました。
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