石徹白の伝統衣「たつけ」
青春時代のマドンナの訃報に接し1週間
初七日も過ぎたのでようやくブログ再開の気持ちも沸いてきた。
そのマドンナと一緒に働いた山小屋仲間の夏の同窓会で
先輩が着用していたのが石徹白に伝わる野良着「たつけ」。
かっこよく、ケナルイと思っていたところ、その先輩から思わずプレゼント。
お尻の周辺が広く深く、つまりは股マチが大きく、
しゃがんだり立ったり、股を広げたりの農作業にぴったりのデザイン。
すべて布は直線断ちという、朝ドラ「とと姉ちゃん」でも紹介されていた
着物を作る際に使われた無駄なく布を使う手法で作られている。
素材はリネンと聞いた。
横にした写真を見ると股マチの大きさがよくわかる。
紐だけでは下がってくるのでサスペンダーを使って着用。
周りにあるのは同じく白山麓の白峰の野良着「ばと」
背負子と背中にあたる山仕事用の裂織だが、
最近は白峰に行っても見ないので
もう作っている人がいなくなったのだろうか?
写真の3着はいずれも30年以上前に購入したものだ。
石徹白の「たつけ」同様、復活の知らせが待ち遠しい。
今度、石徹白を尋ねる際には「石徹白洋品店」にも行ってみたいだ。
| 固定リンク
「ファッション・アクセサリ」カテゴリの記事
- 益子焼のTシャツ(2021.01.28)
- ワークマンさんのメリノウールソックス(2019.11.21)
- ワークマン FieldCoreクライミングパンツ CS005(2019.04.17)
- フィールドコア(fieldcore)ストレッチカーゴパンツとクライミングパンツ(2018.05.22)
- Field Core防水防寒ジャケットSTRETCH H008J(2017.12.27)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント