写真家 チェ・ゲバラが見た世界
若い頃耽読した「チェ・ゲバラ伝」(三好 徹、文芸春秋1971年)
その没後50年となるチェ・ゲバラが自ら撮影した写真の日本初展示ということで
恵比寿ガーデンプレイスで開催中の
「写真家 チェ・ゲバラが見た世界」に足を運んできた。
作品をゆっくり鑑賞するというより来場者の多さにびっくり。
ゲバラは革命成功直後の1959年に、親善使節団の団長として日本も訪問。
その際には予定外だった被爆地・広島にも足を運び、
平和記念公園で献花したというが、そのときの写真も展示されていた。
「チェ・ゲバラ伝」の中でも第三章「奇跡の革命」“日本への評価”の中で
このときの広島訪問のことが触れられている。
当時原爆資料館への訪問者の平均見学時間3、40分に対し
ゲバラ一行は1時間だったとか。
その後資料館のみならず原爆病院も訪問と記されている。
ちなみに今年の広島原爆の日には
チェ・ゲバラの長男カミーロ・ゲバラ氏(55)が
平和記念公園で犠牲者に献花をしたという。
8月15日の敗戦記念日、ラジオの文化放送でこの
カミーロ・ゲバラとアメリカの詩人アーサー・ビナードの対談がオンエアされるとか。
(斉藤一美 ニュースワイドSAKIDORI!)の終戦特集番組にて。
ポスターは19歳のときに京都で購入したもの。
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