浦嶋神社(宇良神社、伊根)
昨年7月末、久々に伊根を訪れましたが暮れに再訪
当ブログの「「鰹節」と「勝男武士」」
で紹介しました「鰹節 (ものと人間の文化史)」(法政大学出版局)の中に
「浦島の子、カツオを釣る」(p115~116,)として
“『丹後国風土記』によれば、浦島子は丹後国余社郡筒川の生まれで、
この辺を中心とする日本海沿岸を根拠地とし、漁撈、航海に従事した海人族、
日下部首(くさかべのおびと)一族のひとり“や
“丹後半島の網野と伊根には、それぞれに浦島はこの村の出だとの
言い伝えがある。伊根は『丹後国風土記』にいう筒川の村であり、
ここには浦島児を祀る宇良神社があり、浦島太郎の子孫と称する
家(アマ部落の特徴を示す船屋)まで実在する。“
と記されており是非伊根に再び足を運んでその浦嶋神社を訪ねてみたい
とあいなったわけです。
もちろん伊根浦漁業さんの干魚もまた買って
お世話になった方々にも食べてもらいたいとの思いも再訪の動機の
一つでした。
さて浦嶋神社、祀られている筒川大明神は浦嶋子、すなわち浦島太郎です。
本殿は北極星に向け建てられている、というのも興味を惹かれます。
次回は水江浦嶋子神(みずのえのうらしまこのかみ)を祀った
網野神社(網野町出身の野村克也さんのベースボールギャラリー
も魅力)にもゆっくり訪れてみたいものです。
そういえば今回網野町を車で通過したとき、
初めて田んぼでくつろぐコウノトリの姿を見て驚きました。
嬉しい出会いでした。丹後半島に感謝の旅でした。
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