土佐の与一
前回の昆布の種付けのお手伝いに続き
南房総は千倉へ今回はアカモクの養殖の準備に行ってきました。
先の訪問比べ時間に余裕があり、今回はせっかくですので千倉をゆっくり探索。
まずは当ブログでも紹介した「鰹節 (ものと人間の文化史)」
(宮下章、法政大学出版局)に詳細が書かれていた(p244)
土佐の与一のお墓へ。
土佐の与一(本名・善五郎、1758~1815)は紀伊の出身ですが
当時秘伝とされていた燻乾法鰹節「土佐節」製法を
安房や伊豆に伝授、これが東日本一帯における鰹節の品質向上に
大きくつながったといいます。
安房国朝夷郡南朝夷村(現在の千倉)の網元渡辺久右ヱ門(渡邊久右衛門)は
流れ者の与一を温かく迎え入れ、与一も千倉の地で生涯を終えています。
そんな房総や東日本の海産物加工・日本の食文化に大きく貢献した
土佐の余市のお墓のある東仙寺に墓参できたことは
鰹や鰹節を愛する者にとってはまったく嬉しい導きでした。
渡邊家のお墓の敷地にあります。
背後の赤茶色の建物は南房総市立千倉中学校
ここをナビで目指してきたほうがアクセスが容易でしたね。
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