残波カップ（比嘉酒造）

今回の旅の主たる目的-師匠から与えられた命題
それは5つのグスクを訪ねよ！というミッションでした。
そのうちの一つ「座喜味城」の前に立ち寄った
残波岬が心にのこります。

残波岬の灯台と琉球王朝時代初の進貢使として
中国に渡り、大交易時代の幕をあけた英雄泰期（たいき）の像と。

像は「商売の神様」として、その指している方向は中国福建省。

やちむんの里の、とある陶器店でそばちょこを購入。
帰宅してびっくり。7年前に山の先輩の沖縄旅行の
お土産として頂いたおちょこと同じ窯元でした。

やちむんの里近くのスーパーで調達した泡盛が
読谷村の比嘉酒造さんの残波カップ（14度）

どうも「ザンパ」というと「ザンパーノ」を想います。
フェリーニの映画「道」でアンソニー・クインが演じていた役柄ですが
小生はたまに好きな女優はと聞かれると
この「道」でザンパーノの相方、ジェルソミーナを演じていた
ジュリエッタ・マシーナとよく答えていました。
最近では「誰？」の世界になってしまいました。
この切ないイタリア映画とニーノ・ロータの主題曲
どこかしら断崖絶壁の残波岬で聞いた波と風の音
そして座喜味城の立つ丘の情景とがつながるような気がしました。

あれれ、残波カップで少し酔ったのかね。