「仁喜多津」さんの道後ビール
熟田津(にきたつ)に 船乗りせむと 月待てば
潮もかなひぬ 今は漕ぎ出でな
白村江の戦いに向かう船団が、熟田津と呼ばれた道後温泉あたりでの休息の後
出陣に際し、これからの航海の安全祈願の歌とされています。
作者は絶世の美女ともいわれる額田王(ぬかたのおおきみ)
王としては戦意高揚のための「さあ 行こう!」といったような歌なのでしょうが
その白村江の戦いでは日本側の惨敗の結果、百済の滅亡にもつながりました。
さて前置きが長くなりましたが、道後の水口酒造さんはこの
にきたつ(仁喜多津)という清酒で(創業1895年・明治28年)
知られていますが、日本酒造りの技と仕込み水を使い
「道後ビール」を1996年から製造販売しています。
息子も小生も道後温泉のファン。
父の日には間に合わなかったものの遅れてごめんと
この道後ビールと宇和島の安岡蒲鉾さんの
じゃこ天を息子夫婦が届けてくれました。
道後も宇和島もまた行きたいねー
熟田津に 泡酒呑むと 月待てば
今はかなひぬ コロナおさめな
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