鹿食免(かじきめん)
今回の諏訪への旅で一番の目的がこれだったんです。
当ブログでも何度か紹介しています
「聖地の条件―神社のはじまりと日本列島10万年史」
(蒲池 明弘・著、双葉社、2021年)で知り
ミシャクジ社訪問と共にぜひ諏訪大社でこのお札をと思いました。
本の中でも江戸時代の旅行家、菅江真澄のスケッチをもとに
神長官守矢史料館で諏訪大社の「御頭祭」が
壁面に復元されていると有り、伺いました。
復元された「御頭祭」
神長官守矢史料館のパンフレットによれば
諏訪上社前宮十間廊で行われる神事では鹿の首75頭が
供えられるという(現在は剥製で行われているとか)。
菅江真澄全集(編集:内田武志、宮本常一、未来社)の
第1巻(1971年)「すわのうみ(1784年1月~5月の日記)」に
この時のルポ、見聞録が収録されていますが、スケッチは
全集第9巻(1973年)の「ふんぼんこう」(粉本稿)や
「ぼんこくいき」(凡国奇器、模写)で紹介されていました。
缶詰は茅野駅の信州名産品ショップ「モン蓼科」で購入した
長野産鹿肉の味噌煮(製造は諏訪市の原田商店)。
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