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2022.03.16

「水無しに飴を造らむ」

Syunooukoku

世界中がプーチンという駄々っ子に手を焼いている感の
この頃ですが、武力ではウクライナを大きく凌駕しながら
プーチン・ロシアが最終的に勝利することなく
むしろ今回の侵略戦争の始まりはプーチンの終わりの始まりと
確信しているのは私だけではないと思います。
そんな中、今読んでいる文春新書
“邪馬台国は「朱の王国」だった“(蒲池明弘・著、2018年)で
「非暴力」による勝利や
「武器をつかわないで、天下を平定する」
等の記述に出くわし、この思いを一段と強めました。
同書の中に「新編日本古典文学全集 日本書紀」からの引用として
「水無しに飴(たがね)を造らむ。飴成らば、
 吾必ず鋒刃(つはもの)の威を仮らずして
 坐(ゐ)ながらに天下(あめのした)を平(ことむ)けむ」
と紹介し、これは単純に飴の製法のことではなく
すなわち朱を原料とした水銀生産の技術革新が経済力を押し上げ
勝利につながったというような記載があります。
世界的なSNSの広がり、ネットコミュニケーション技術の高まりが
プロパガンダを凌駕し情報統制国家に穴を空けていることも
「水無しに飴を造らむ」につながると思います。
武力より経済力、ロシアに対する各国の制裁のみならず、
今回の戦争行為はロシアの経済力を低下させ
国力の低下は国民の不満の爆発を誘引させます。
この経済力の中には文化や芸術を含まれているものとも思います。

 

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