藤森照信「空飛ぶ泥舟」×内田有紀 を観ました
テレビ東京の「新 美の巨人たち」です。
建築家の藤森照信さん(江戸東京博物館館長)といえば
15年前に訪れた「ねむの木こども美術館」
(掛川、2007年開館)を思い出します。
(設計は藤森照信+内田祥士)
この時からずーっと気になっていた藤森さんの建物ですが
「新美の巨人たち」では藤森さんの生まれ故郷
山梨県茅野市にある茶室や
元総理・細川護熙さんの神奈川県湯河原町にある「不東庵」の茶室
同じく茅野の神長官守矢史料館なども紹介されていました。
神長官守矢史料館といえば諏訪大社上社の神官の一つ
「神長官」(じんちょうかん)を中世から江戸時代まで務めた
守矢(もりや)家に代々伝わってきた史料の宝庫。
最近わくわくさせてくれた本
「聖地の条件―神社のはじまりと日本列島10万年史」
(蒲池 明弘・著、双葉社、2021年)でも
ミシャグジ信仰の総社「御頭御社宮司総社」(おんとうみしゃぐじそうしゃ)が
その神長官守矢史料館の敷地内にあるなどと紹介されていました。
江戸時代の旅行家・菅江真澄のスケッチにもある
諏訪大社で行われる御頭祭(おんとうさい)で
供えられた神饌(しんせん)の再現展示
75頭の鹿の生首を供えた祭祀の再現展示
藤森作品とともにこれを見に行きたいのものです。
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