安房国一之宮 洲崎神社
1月からスタートした昆布養殖もいよいよ収穫の最終となり
帰路のんびりと安房を好天下、堪能してきました。
房総フラワーラインを洲崎灯台に向かう手前、
昔の部下に同じ苗字の人がいたこともあり立ち寄ってみました。
洲崎漁港を前に御手洗山自然林の山に向かって
147段の急な石段が伸びています。
(昔の番組「柔道一直線」の階段うさぎ跳びを連想しました)
東京湾を背景に階段を上るとスダジイの杜の中に社殿が現れますが
登り切った階段からは東京湾の出入口を見下ろす絶景が拡がり
古来から漁業の神、航海神として崇められてきたこの地の神の
神位がうなずけます。
ご祭神は天比理乃咩命(あめのひりのめのみこと)
安房を拓いたという徳島の阿波忌部(あわいんべ)氏一族の
祖神天太玉命(あめのふとだまのみこと)の后神(きさきがみ)。
へーって、阿波と安房のつながりを初めて知りました。
富士山の眺望が拝めるという浜鳥居(一の鳥居)でしたが
空気が澄んでいないため、あいにく拝めませんでした。
洲崎神社は1180年の石橋山の合戦で敗れ
海路、安房へ逃れた源頼朝が、再起を願って参拝
その後、平家討伐を成就したと伝わります。
なお、館山にはもう一つの安房国一之宮「安房神社」もあるんですね。
こちらの御祭神が天比理乃咩命の旦那の天太玉命
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