文化・芸術

2022.11.29

名護市役所の花ブロック

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よく聞いているTBSラジオの「荻上チキ・ Session」ですが
さる11月8日の放送では
「沖縄の戦後復興を支えた“花ブロック”のルーツをたどる」
という特集コーナーでした。
「花ブロック」という沖縄独特のコンクリートブロック様式
さっそく今回の沖縄旅で鑑賞してきました。
中でも番組で紹介されていました名護市役所の花ブロック
宿からも近く朝いちばんに訪ねてみました。
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名護市役所の花ブロックは沖縄の観光情報サイト
「沖縄REPEAT」でも紹介されています。
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ちなみに名護市役所(竣工1981年6月)の
設計は(株)象設計集団で日本建築学会賞(1982年)や
第10回日本建築家協会25年賞(2011年)を受賞しています。
建築としての名護市役所の魅力はこちらのサイト
近代建築の楽しみ」でも詳しく紹介されています。
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番組の放送はまだこちらから聞けるようですね。

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2022.11.28

おばぁあ、逢えんかったけどええ青年に逢えたよ

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師匠の城廻りもいよいよ大詰め
198,199城目となる続百名城沖縄編
その露払い役として勝連城、座喜味城を弾丸2日土日で巡ってきました。
初日の勝連城、小生にとっては3度目ながら
楽しみにしていたことの一つがおばぁあとの再会でした。
このブログでも2度紹介しているおばぁあ
東江(あがりえ)ツルさんです。
ところが残念、おばぁあはイベントに出張中で会えずでした。
し、しかしですよ。
神さまは一つの窓を閉めなさると必ずもう一つの窓を開けてくださる
と映画「サウンド・オブ・ミュージック」や「フライド・グリーン・トマト」
の中の台詞にあったような気がしますがまさにその通り
おばぁあには会えなかったものの、素晴らしい青年にであえました。
その青年がうるま市のしまてぃーさんです。

いい歌声と三線を聞かせていただきました。
いやー嬉しくなる出会いに感謝です。

 

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2022.07.28

吉野湯で金魚作品巡回展示

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当ブログでも紹介している江戸川区平井の吉野湯さん
表題の展示が始まりました。
エドてらすと平井小学校のコラボで
「めぐる えど 金魚」(このまちをおよぐ)と題する
金魚のふるさとでもあります江戸川区の金魚にちなんだイベントです。
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2022.06.06

樹村みのり展/4期:少女・女性

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2月から明治大学 米沢嘉博記念図書館・現代マンガ図書館で
開催中の表題展の最終テーマも伺ってきました。
あらためて線描の美しさにうなずくとともに
これまでのテーマすべてが今も色あせていないことに驚きました。
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2022.05.15

棟方志功記念館

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若いころから棟方志功が好きで
故郷の隣県・富山は福光の現南砺波市立「福光美術館」や
青森の記念館、
鎌倉の棟方板画館(鎌倉の版画館は2012年に青森記念館と合併)
などを訪ねてきましたが、久々に青森です。
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30年ほど前に記念館を訪れた際に購入したポスター。
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40年ほど前に福光で購入した風呂敷
(後年周囲の色が黄ばんできたのでカットし額に)
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2022.05.13

今年も目玉の駅「田舎館」へ

 


一昨年の秋に初めて訪ねてみた弘南鉄道の駅ですが
今年も再訪してみました。


サイクルトレインも試してみたいものです 

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2022.03.25

鹿食免(かじきめん)

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今回の諏訪への旅で一番の目的がこれだったんです。
当ブログでも何度か紹介しています
「聖地の条件―神社のはじまりと日本列島10万年史」
(蒲池 明弘・著、双葉社、2021年)で知り
ミシャクジ社訪問と共にぜひ諏訪大社でこのお札をと思いました。
本の中でも江戸時代の旅行家、菅江真澄のスケッチをもとに
神長官守矢史料館で諏訪大社の「御頭祭」が
壁面に復元されていると有り、伺いました。
復元された「御頭祭」
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神長官守矢史料館のパンフレットによれば
諏訪上社前宮十間廊で行われる神事では鹿の首75頭が
供えられるという(現在は剥製で行われているとか)。

菅江真澄全集(編集:内田武志、宮本常一、未来社)の
第1巻(1971年)「すわのうみ(1784年1月~5月の日記)」に
この時のルポ、見聞録が収録されていますが、スケッチは
全集第9巻(1973年)の「ふんぼんこう」(粉本稿)や
「ぼんこくいき」(凡国奇器、模写)で紹介されていました。
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缶詰は茅野駅の信州名産品ショップ「モン蓼科」で購入した
長野産鹿肉の味噌煮(製造は諏訪市の原田商店)。

 

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2022.03.24

樹村みのり展/2期:菜の花・家族

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さきにも紹介しました2月から始まった樹村みのり展 ですが、
今月は展示入れ替えの第2期が始まりました。
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今回も観に来ていたのは小生も含め男性ばかり
会場の係りの人に聞けば決して男性ファンが
多いわけじゃないとは言っていましたが。

マイコレクションです。
「菜の花畑のむこうとこちら」
小学館「別冊少女コミック」1977年3月号
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2022.02.20

樹村みのり展

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明治大学・米沢嘉博記念図書館・現代マンガ図書館 1階で
開催が始まった
「樹村みのり展 -その優しさ、芯の強さー」
に行ってきました。
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友人の影響で高校から愛読している樹村みのりさんの作品は
今も宝物として書斎にあります(時折知人や友人に貸し出すことも)。
今回は展示会期の第1期の原画に触れてきましたが
第2期などにも足を運んでみたいとも思っています。

雨(1977年)
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ピクニック(1979年)
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悪い子(1981年)
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本棚から宝物の3冊

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ジョニ・ミッチェルといえば「青春の光と影(Both Sides Now)」ですね。

映画「いちご白書」(The Strawberry Statement、1970年)も思い出します。

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2022.02.10

波上宮の折口信夫歌碑

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前回の沖縄行きでは時間が足りず
参拝できなかった波上宮(なみのうえぐう)
軟骨そば→対馬記念館→旭が丘公園→波上宮と
ぐるりと回ってきました。
境内でふと目に留まりました。
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「那覇の江に はらめきすぐる夕立は
さびしき船をまねし濡らしぬ 釈迦空」
折口信夫は民俗学者として琉球の実地踏査に多くの足跡を残すとともに、
歌人としても沖縄滞在中に多くの歌を詠んでいます.

宮本常一著「旅の発見<日本文化を考える>」
(社会思想社・現代教養文庫、1969年)では
「折口信夫の、民衆が持ち伝えて来た文化の中に
日本の古代を探ろうとする試みは、東北や信州の旅によって深められ、
そして大正10年、12年、沖縄旅行によって決定的になっていったと思われる」や
「沖縄もまた折口信夫にとってはふるさとに近いものであった」
(p132-133)とあります

「折口信夫と沖縄」については、「沖縄研究のさきがけ 釋 迢空」として
シンポジウムを開催した國學院大學の資料がたいへん参考になります。
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